最近、旦那がベランダで野菜を育て始めた事で私も興味を持ち始めました。
朝、いつものようにコーヒーを入れていてふと思ったのですが、このコーヒーのかすを肥料にできないのかな…と。
調べてみたら色々分かりました。
そのまま土に混ぜるだけではダメ
コーヒーかすに限らず、未発酵の物を土に混ぜると発酵しますが、発酵するとき窒素を必要とします。
そうすると植物の成長に必要な窒素が発酵に取られ、周りの植物は窒素欠乏を起し、成長が阻害されてしまいます。
ですから、まずは植物を植える前に発酵させてから土として作っていきます。
下準備 コーヒーかすを乾燥させる!
コーヒーかすを乾燥させた方が肥料になりやすいという情報を見たので、乾燥させることにしました。
乾燥させないとウジ虫などがわいてしまう事もあるようです。
乾燥させれば、消臭剤などに活用することも可能ですので是非乾燥させて有効活用していきましょう。
乾燥させるおすすめの方法を3つ紹介します。
フライパンで煎る。
フライパンで水分がなくなるまで弱火で煎ります。このとき焦がさないように気を付けながら、かき混ぜます。
電子レンジでチン
電子レンジを利用する方法。飛び散らないように、少し深めの皿に「コーヒーかす」を平らになるように入れ、そのまま電子レンジにかけます。全体の水分を飛ばすように、ときどきスプーンなどでかき混ぜながら、乾燥させましょう。
電子レンジの中の臭いまで取ってくれるので一石二鳥です。
自然乾燥
お部屋の中でも外でも乾燥できます。
いいのですが、外の場合、「コーヒーかす」が飛んでいってしまわないように、風に注意してください。平らな皿に広げて乾燥させます。
コーヒーかすを肥料にする方法
我が家で行った作り方を紹介します。コーヒーかすだけでなく、お茶がらや野菜クズなどでもできるみたいなので、今回うまくできたら次回はお茶がらでも作りたいと思います。
材料
- コーヒーかす
- 腐葉土
- 砂糖水
- バケツ
- スコップ
作り方
まず、コーヒーかすは乾燥させておきます。私は電子レンジで乾燥させました。
砂糖水を作ります。黒糖の方が良いというのを見たので、沖縄土産で買ってあった黒糖をひとかけら溶かしました。
バケツにコーヒーかす、腐葉土、砂糖水を入れ、スコップで空気を取り込むようにかき混ぜます。
腐葉土は100円ショップ(セリア)で購入しました。
油かすは土がうまくできたら、最後に栄養素としてまぜるのでこの段階では使いません。
蓋をしておいておきます。後は、コーヒーかすが出るたびにバケツに投入し、約1ヶ月これを繰り返せば完成です。
我が家のコーヒー消費量
うちは、基本的に私しかコーヒーを飲まないので1日1回コーヒーメーカーで5杯分淹れて、朝に1杯、残りは会社に持って行って会社ですべて飲みきってしまいます。
なので1ヶ月繰り返していればバケツがいっぱいになるだろうと思います。
1ヶ月後、上手に土ができていますように。
コーヒーがらを使った土も販売されています
コーヒーがらを使った土が売られていました。
コーヒーがらには防虫効果やナメクジの発生を予防できる効果があるようですので、虫やナメクジに悩んでいる方は一度試してみてはいかがでしょうか。